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家計簿をつける
自動入力
自動入力とは(固定費の作成)
生命保険の掛金や新聞代など毎月の支出が決まっている品目は、自動入力させることができます。
自動入力するにはこれらのデータを「固定費」として登録しておきます。
固定費として登録したデータは、月初めに一括して家計簿に記帳できるようになります。そして固定費を先に入力しておけば、食費や生活用品など変動費にあといくら使えるのかといったことが容易に把握できるようになります。
●自動入力設定した固定費は、月初めに自動的に記帳します。
毎月の初め(集計期間の初めです)に「Money通帳」を起動すると、固定費を記帳するかどうかメーセージを表示します。このメッセージで[OK]を選択するとその月の固定費を記帳します。
また、今すぐに記帳したいというような場合は、メニューの[編集(E)]-[固定費データを自動記入する(W)]をクリックしてください。
※集計期間はメニューの[設定(S)]-[家計簿ファイルごとの設定(W)]の、「全般の設定」-「集計期間の設定」で変更できます。
毎月の初め(集計期間の初めです)に「Money通帳」を起動すると、固定費を記帳するかどうかメーセージを表示します。このメッセージで[OK]を選択するとその月の固定費を記帳します。
また、今すぐに記帳したいというような場合は、メニューの[編集(E)]-[固定費データを自動記入する(W)]をクリックしてください。
※集計期間はメニューの[設定(S)]-[家計簿ファイルごとの設定(W)]の、「全般の設定」-「集計期間の設定」で変更できます。
また、予算を作成する際、固定費として登録したデータはボタン一つで年度ごとに一括して入力できるため、毎年、毎月々に入力する手間が省けます。
- 固定費は、支出品目だけに限りません。収入品目でも貯蓄品目でも作成できます。
- 「年会費」や「こども手当」など、年に1〜数回しかないものも固定費として作成できます。「クレジット年会費」など、記帳を忘れがちなものも確実に記録できるようになります。
- 「概算額」も指定できます。電気代など、毎月支払うのは確実だけれども金額が決まっていないというものも、おおまかな金額を設定しておけば、後から金額だけを編集すればよいのでそのぶん記帳の手間が省けます。
固定費を編集する
固定費を編集するには[自動入力データの編集]ボタンをクリックしてください。「固定費の管理」ダイアログボックスが表示され固定費を編集できるようになります。
固定費の管理ダイアログ
※メニューの[編集(E)]-[固定費を編集する(F)]でも同様に操作できます。
固定費を新たに作成するには、[固定費の新規作成]ボタンをクリックします。すると「固定費の作成編集」ダイアログが表示されますので、[品名の選択]ボタンをクリックしてまず品名を選択してください。次に金額、入出金口座、記入日などを設定してください。
「固定費の管理」ダイアログボックスで「適用」欄のチェックボックスをクリックして適用の有無を選択することができます。適用のチェックを外すと、予算への一括記入、家計簿への自動記入ができなくなります。
固定費設定項目
固定費固有の設定項目は次のとおりです。固定費の編集ダイアログ
- 記入日(月)
- 月を選択するコンボボックスで、対象月を選択してください。毎月と1〜12月の指定ができます。新規作成時は「毎月」になっています。
なお、固定費は月日順に整列されており、月日を変更すると表示する順番を整列しなおしますのでご注意ください。 - 記入日(日)
- 日を選択するコンボボックスで、対象日を選択してください。月末と1〜31日の指定ができます。新規作成時は「月末」になっています。
なお、固定費は月日順に整列されており、月日を変更すると表示する順番を整列しなおしますのでご注意ください。
※存在しえない日が選択されている場合は、家計簿自動記入時に補正されます。例えば月日として「毎月30日」を指定した場合、2月の記帳データは2月28日(または29日)に補正されます。 - 記入日(休日移動)
- 対象日(決済日)が休日だった場合の移動方法を指定します。例えば、金融機関で自動振替手続をしている場合、振替日が金融機関の休日に当たった時は実際の決済日を「翌営業日」や「前営業日」に移動します。この決済日移動を「Money通帳」でシミュレートするために使用します。新規作成時は「翌営業日」に設定されています。
休日移動は、「移動しない」、「翌営業日」、「前営業日」の3つから選択できます。手渡しやコンビニ支払などの場合は「移動しない」という設定でもかまいません。※金融機関での自動振替などは、一般的に支払に関するもの(電気代の支払など)は「翌営業日」に、受け取りに関するもの(給料の振込など)は「前営業日」に決済日が移動します。
このような決済日移動は、個々に規程があると思いますのでそちらをご確認ください。 - 確定額・概算額
- 指定した金額が「確定額」か「概算額」かの別を指定します。新規作成時は「確定額」になっています。種別欄をクリックすると「確定」と「概算」が切り替わります。
「概算額」を指定した品名を家計簿に自動記入した場合は、後から日別入力画面で金額を確定させてください。なお、「概算額」の家計簿データは、日別入力画面および口座別データ一覧表において赤色で表示されます。
※クレジット返済額は、クレジット口座からの出金データがある都度、自動的に計算して記帳しています。ですから通常の返済では固定費として「クレジット返済」を作成する必要はありません。 - 月始めに自動入力する
- チェックボックスをクリックして自動記入の有無を選択します。新規作成時はチェックされた状態になっています。家計簿への自動入力をしたくない場合は、チェックをはずしてください。自動記入のチェックを外しても、予算への一括入力はできます。
固定費を手動で入力するには、メインメニューの[編集]-[固定費データを自動入力する]で行います。