- はじめに
- 家計簿をつける
- 履歴と分析
- グラフ
- カレンダー
- 予算の設定
はじめに
用語の説明
家計簿ファイル(拡張子 .adb)
Money通帳では、「家計簿ファイル」に日々の家計簿データとスケジュールデータなどを記録保存します。
家計簿ファイルは、Money通帳をインストールした直後にはありません。そして、「Money通帳」を起動すると、ユーザーのマイドキュメント\MoneyBookフォルダに、
という名前の家計簿ファイルを作成します。
そして、このファイルを開いて家計簿を入力できるようにします。
お一人で一つの家計簿ファイルだけを使用する場合は、特にファイルの操作について意識する必要はありません。
「Money通帳」を起動する毎に、上記、マイドキュメント内のフォルダにある"ユーザーの通帳.adb"ファイルを自動的に開くようになっていますので、引き続きこのファイルをご使用ください。
また、データの更新も「Money通帳」終了時に自動的に行われます。
通帳ファイルは、いくつでも作成することができます。また、ユーザー(ログインユーザー)ごとに作成されますので、一台のパソコンを複数ユーザーで共有しているような場合にも対応しています。
複数のユーザーで一つの家計簿ファイルを共有することもできます。最も簡単な方法は、"ユーザーの通帳.adb"を共有ドキュメントフォルダにコピーすることです。そして各ユーザーのマイドキュメント\MoneyBookフォルダにある"ユーザーの家計簿.adb"を削除してください。
ファイル探索は、以下のようなフォルダ・順序で行われます。そしてどのフォルダにも見つからなかった場合には、マイドキュメント\atKakeiboフォルダに"ユーザーの通帳.adb"ファイルを作成し、このファイルを開きます。
- ユーザーのマイドキュメント\MoneyBookフォルダ
- ユーザーのマイドキュメントフォルダ
- 共有ドキュメントフォルダ
家計簿ファイルについては、家計簿ファイルの操作もご覧ください。
品名ファイル(拡張子 .atf)
品名ファイルには、本ソフトで使用する品名が記録されています。このファイルには品名とその品名に関する情報だけが記録されており、いわば品名のカタログのようなものです。
本ソフトで家計簿データを記録する場合、この品名ファイルから品名を選んで、選んだ品名の名前とその品名の入出金データを家計簿ファイルに記帳しています。
ユーザーは、通常の使用において品名ファイルについて特に意識する必要はありません。ユーザーのマイドキュメント\MoneyBookフォルダに、
at品名ファイル.atf
という名前の品名ファイルがあり、通常この品名ファイルを自動的に選択して使用するようになっています。- 開こうとしている家計簿ファイルのあるフォルダ
- ユーザーのマイドキュメント\MoneyBookフォルダ
- 共有ドキュメントフォルダ
口座とは
本ソフトでは、お金(資産)を「口座(こうざ)」というしくみを使って、単純明快に管理しています。
この「口座」にはもちろん、銀行の普通預金口座や郵便貯金といった「金融機関の口座」という意味もあります。しかし、本ソフトであつかう「口座」とは、銀行の口座だけではありません。「財布のお金」などの手持ち金も「口座」として扱います。
「口座」とはお金の出し入れを記録する「箱」のようなものです。「財布」もお金の出し入れを記録できる「箱」です。また、クレジット払いやローン借入金などの「負債」も「口座」として管理することができます。
そして、本ソフトではこの口座ごとの入出金、すなわちお金の移動(変動)を記録していくことで、資産管理を行っています。
ですから「ネットオークションの収支」や「電子マネーでの支払記録」なども「口座」として管理すれば、オークションでどれだけ収益があったとか、電子マネーにどれだけ残高があるかとかもカンタンに把握できるようにもなります。
家計簿ファイルを新たに作成すると、「現金支払」、「メインの金融機関」、「クレジットカード」という名前で3つの口座が自動的に作成されます。
この口座を使用し、とりあえず家計簿を記帳できます。口座名はあとから自由に変更できます。また、口座の「付け替え」をすることも可能です。
口座の操作については、口座の管理をご覧ください。